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元立教大生に聞いた 「奨学金破産」で人生転落するまで

 そこへ襲い掛かったのが、就職氷河期だった。大島さんの就活時の大卒求人倍率は1.09、前年度は0.99。多くの学生が思うように就職が決まらず苦しんだ。

「そこそこの大学に行けば、就職は安心だと思っていました。親世代の人たちはみんなそう言っていた。よく考えればバブルも崩壊していたわけだし、そんなに甘くないわけですが、高校生の頃には想像できなくて」

 内定を出してくれた企業もあった。しかし、希望の業種ではなく、気持ちが塞いだ。迷いに迷って1年留年した。

「父親の奨学金使い込みは続き、僕は学費を工面できなくなり、精神的にも参ってしまい、大学を除籍となったのです」

 かくしてフリーターになった。バイトをつないで生計を立てたが、奨学金の返済にまで手が回らない。一度就職した会社とは、給与の未払いで裁判沙汰に。奨学金の返済猶予の申請も何度かしたが、常に借金のことが気持ちに重くのしかかったという。

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