親友に腎臓を匿名で提供 米ミズーリ州の女性2人に共感の声
米ミズーリ州に住む親友2人のエピソードに共感の声が集まっている。
地元テレビ局KMBC(8月23日付電子版)によると、カンザスシティー郊外のバトラーに住むドンセラ・リッギンズさん(写真右)は昨年、腎臓病にかかり、移植のための“ドナー”を待っていた。
ドンセラさんは長い間、大学時代からの親友でやはりバトラーに住んでいるベバリー・バーチさん(同左)に病気のことを黙っていたが、しばらくして「実は腎臓病で、ドナーを待っているの」と告白。すると間もなく、病院から「適合するドナーが現れた」との連絡が!
ドンセラさんが、連絡をくれた医師に「ドナーはどなたですか?」と尋ねると、「匿名を望んでいるのでお教えできません。若くて健康な方ですよ」との答え。
そう、ドナーの正体は親友のべバリーさんだった。しかし、ベバリーさんはそれから半年間、手術の前日までその事実をドンセラさんに秘密にしていた。