菊池寛と直木三十五が大論争 宮本武蔵の強さは本当か?

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 日本を代表する「剣豪」といえば、大半の人が宮本武蔵の名を挙げるのではないでしょうか。二刀流という、一風変わった剣法も武蔵の魅力です。

 戦前、武蔵についてこんな論争がありました。昭和7(1932)年、作家の直木三十五がラジオで、「武蔵は強いといわれているが、本当に強かったかは分からない」と、武蔵の剣の技量に疑問を呈しました。武蔵は京都の吉岡一門と決闘したというが、確実な証拠はなく、名人・達人と称される武芸者とは仕合をしていない。しかも二刀流を使った史実性が乏しいことなどを挙げ、武蔵の強さを疑ったわけです。

 これに菊池寛が反論しました。

「直木君が武蔵以上だという、徳川時代の剣客の中に、5回でも10回でも真剣同様の仕合をやった人がいるか」

 武蔵は生涯に60人以上と仕合をして、一度も負けていない。だから強かったというのです。

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