菊池寛と直木三十五が大論争 宮本武蔵の強さは本当か?

公開日: 更新日:

 日本を代表する「剣豪」といえば、大半の人が宮本武蔵の名を挙げるのではないでしょうか。二刀流という、一風変わった剣法も武蔵の魅力です。

 戦前、武蔵についてこんな論争がありました。昭和7(1932)年、作家の直木三十五がラジオで、「武蔵は強いといわれているが、本当に強かったかは分からない」と、武蔵の剣の技量に疑問を呈しました。武蔵は京都の吉岡一門と決闘したというが、確実な証拠はなく、名人・達人と称される武芸者とは仕合をしていない。しかも二刀流を使った史実性が乏しいことなどを挙げ、武蔵の強さを疑ったわけです。

 これに菊池寛が反論しました。

「直木君が武蔵以上だという、徳川時代の剣客の中に、5回でも10回でも真剣同様の仕合をやった人がいるか」

 武蔵は生涯に60人以上と仕合をして、一度も負けていない。だから強かったというのです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    お笑い文化台無し!安倍首相の吉本新喜劇出演に府民大激怒

  2. 2

    桑田真澄というカリスマが高校野球に物申したことの意義

  3. 3

    博多大吉とデート報道 赤江珠緒が気を揉む"あの男"の存在

  4. 4

    好調"月9"を牽引 本田翼が放つ強烈オーラと現場での気配り

  5. 5

    イタリア政治に風穴あけた「五つ星運動」共同設立者に聞く

  6. 6

    強豪校監督に聞いた 高校野球の球数制限「賛成?反対?」

  7. 7

    大食い客から猛批判「やよい軒」おかわり有料化の視界不良

  8. 8

    横綱白鵬に帰化を決意させた朝青龍とのギスギスした因縁

  9. 9

    開幕から6戦全勝 原巨人5年ぶりV奪回は“カモ虎”と共に

  10. 10

    DeNA“オープナー制”実らず データ野球浸透の壁を識者指摘

もっと見る