加来耕三
著者のコラム一覧
加来耕三歴史家・作家

昭和33年、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科を卒業後、同大学文学部研究員をへて、現在は大学・企業等の講師をつとめながら著作活動を行っている。テレビ・ラジオ等の番組監修・出演などの依頼多数。著書に『加来耕三の戦国武将ここ一番の決断』(滋慶出版/つちや書店)『卑弥呼のサラダ 水戸黄門のラーメン』(ポプラ社)ほか多数。

有名な探検家と非情なスパイ…間宮林蔵は“二つの顔”を持つ

公開日: 更新日:

 間宮林蔵といえば、江戸時代の探検家で、「間宮海峡」を発見した人物として有名です。ですが、彼が幕府の隠密、つまりスパイだったことはあまり知られていません。

 林蔵は常陸国(現・茨城県)筑波郡上平柳村の出身で、幼少から学問の才能を発揮しました。10代で江戸に出て地理学者の村上島之丞に弟子入り、蝦夷への随伴を許されます。その後、伊能忠敬の弟子となり、文化5(1808)年、忠敬の推挙を受けて、幕府天文方の高橋景保のスタッフとなり、樺太調査班の一員に加えられました。

 これがきっかけで、その後、林蔵は単身で北樺太を探検し、樺太が島であることを発見します。この快挙を、日本に来ていたドイツ人学者シーボルトがヨーロッパに紹介したことから、「間宮海峡」として広く認知されることになりました。

 しかし、彼にはもうひとつの顔がありました。

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