【江戸前揚げ出し豆腐】定番の味だと思って頬張ると…!
オーストラリアから帰国後、10年の修業を経て独立。今年4月、店をオープンして1年を迎えた。2回目、3回目といったリピーターの客も増えている。
「『高太郎』で働いていた時に知り合った常連のお客さまに『今日の料理はあれが硬かった』『今日はパーフェクトだった』など、感想をガンガン言ってくれる方がいるんです。その方が『1年経って料理が上手になった』って。本当にありがたいです」(酒井さん)
目指すのは、「居酒屋以上」。今回紹介する「江戸前揚げ出し豆腐」も、まさにそれを感じさせられる一品だ。
「昔の先輩に教えてもらった料理で、まかないでもよく作っていました」
普通の揚げ出し豆腐だと思って頬張ると……! ぜひ愛する人に作ってあげてほしい。目を丸くした後の満面の笑みを見ることができるだろう。
《材料》
・絹ごし豆腐 1丁
・からし 適量
・かたくり粉 適量
<だし汁>
・だし 40㏄
・みりん 10㏄
・薄口醤油 10㏄
・なめこ 適量
《作り方》
(1)絹ごし豆腐を適当な大きさに切り一つの面にからしを塗る。このからしを塗った面を合わせて、サンドイッチのようにくっつける。
(2)かたくり粉をつけてカリッと揚げる。
(3)なめこ以外のだし汁の材料を合わせて加熱。ひと沸かししたらなめこを入れ、しばらくして火を止める。
(4)揚げた豆腐にだし汁をかける。お好みで三つ葉をのせる。
※からしは多めでOK。揚げている時に辛味が飛ぶ