田丸昇
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田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

休学し将棋専念 西山朋佳女王に初の「女性棋士」誕生期待

公開日: 更新日:

 この写真は、7月中旬に都内で開催されたマイナビ女子オープンの就位式で挨拶する西山朋佳女王(24)。着物姿があでやかである。

 西山は、挑戦者の里見香奈女流四冠(27)との5番勝負で、3勝1敗としてシリーズを制覇。女王のタイトルを防衛して2連覇を果たした。強敵の里見に対して、挑戦者になったつもりで思い切りよく指したという。

 女流タイトルを通算で36期獲得している里見が挑戦者として敗れたのは今回が初めてだった。

 実は、西山は女流棋士ではなく、初の女性棋士を目指している奨励会(棋士養成機関)の三段である。マイナビ女子オープンは、立場に関係なくすべての女性が参加できる女流棋戦のひとつ。

 西山は5歳のときから将棋を習い、2010(平成22)年に14歳で関西の奨励会に6級で入会した。11年の4級時代には、奨励会1級の編入試験を特例で受けた里見(当時18=女流三冠)の対戦相手になった。

 その後、里見は13年に女性として奨励会の三段に初めて昇段。西山も15年に三段に昇段した。ただ、難関の三段リーグで四段に昇段するのはきわめて厳しい。

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