田丸昇
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田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

6人認定で1974年に発足 女流棋士の課題は経済基盤の拡充

公開日: 更新日:

 1974(昭和49)年10月。女流棋士の制度が発足し、日本将棋連盟は過去の実績から6人を女流棋士として認定した。写真(上・撮影はいずれも田丸)は、旧将棋会館の玄関前に並んだ女流棋士たち。左から、女流アマ棋戦で活躍した関根紀代子女流二段(当時33=現六段)、その右が奨励会(棋士養成機関)にかつて在籍した蛸島彰子女流三段(同28=現六段)など。

 当時の連盟副会長だった大山康晴十五世名人(同51)は、「スポーツのように、男と女のジャンルを分けるべきだ」と、女流棋士の制度をかねて提唱していた。スポーツ紙の報知新聞社がその趣旨に賛同し、女流プロ名人位戦(現女流名人戦)を74年に創設している。

 華やかな女流棋士の存在は社会的にも注目され、将棋の普及に役立った。しかし、スター棋士があまりいない時期になると、女流棋戦の存続が危ぶまれたことがあった。

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