米山隆一
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米山隆一前新潟県知事・医師・弁護士

1967年、新潟県生まれ。東大医学部卒業。97年司法試験合格。医師として働くとともに、2011年から弁護士として活動。16年10月~18年4月、新潟県知事。現在は弁護士法人おおたか総合法律事務所の代表弁護士を務める。

【Q】親を孤独死させないためにどうすればよいでしょう?

公開日: 更新日:

 意外なことに、現在、「孤独死」に定まった定義はなく、全国でどのくらいの人が孤独死しているのか、正確な統計はありません。しかし、東京都の統計で全死亡の2~6%、つまり、現在17~50人に1人は何らかの意味で「孤独死」しており、決して他人事ではありません。

 孤独死は基本的に親が独り暮らしをしている世帯で問題になりますが、「親と普段から連絡が取れている」「親と連絡が途切れている」の2つの場合がありますので、分けて説明します。

 まず、「親と普段から連絡が取れている」場合は、多くの方が「うちの親はまだまだ元気だし、何かあったら連絡が来るから大丈夫」と思っているでしょう。しかし、そうであれば2~6%もの孤独死は生じません。

 主に脳・心臓の血管障害による高齢独り暮らしの方の「突然死」は、想像よりずっと多く、2~3日連絡がないなと思っていたら孤独死していたというケースは結構あります。独り暮らしである以上、これを完全に回避することは難しい。しかし、普段から連絡が取れていればこそ、最期をみとれなかった心痛は大きいです。

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