田丸昇
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田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

自民・田中角栄に共産・宮本顕治 政治家は将棋好きが多い

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 1972(昭和47)年7月下旬。中原誠名人、原田泰夫八段らが首相官邸を訪れ、田中角栄新首相に将棋の六段免状を贈呈した(※棋士の肩書はいずれも当時。以下も同じ)。

■角栄は中飛車の攻めダルマ

 田中首相は、同じ新潟県出身というよしみで原田八段と親交があり、指導対局をたまに受けていた。原田の話によると、田中は猛烈な攻め将棋で、中飛車で中央突破が得意だったという。

 実は、田中が自民党の総裁選を争っていた頃、中原は関係者を通じて田中に自筆の扇子を贈った。その表には「5五角」と書かれていて、「ゴーゴー角(栄)」という応援メッセージであった。

 田中首相は、庶民的な出自から「今太閤」として人気を得た。76年にロッキード事件で逮捕されて以降は、政界の表舞台から退いたが、隠然たる影響力を及ぼしていた。

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