夢の田舎暮らしは幻想…「食・医療・運動不足」の落とし穴

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 そして、病気になったときの医療体制も都会のようにはいかない。大概の市町村には公営の病院や診療所があるものの、非常勤の医師が多く、診療時間は午前中のみが普通。科によって曜日が限られていたりで、具合が悪くなったときにすぐかかるというわけにはいかないこともままある。

 特に不足を感じるのは皮膚科、耳鼻咽喉科などの専門医だ。人気の移住先である新潟県湯沢町でも耳鼻咽喉科のクリニックは一番近いところでも40キロ以上離れた魚沼市だった。

 そして、その限られた皮膚科や耳鼻咽喉科はアトピーや花粉症の患者でひどく混雑している。ちなみにアレルギーの子供の病状改善のために田舎暮らしをという方は、移住前にその環境が本当に子供のアレルギーにとって良いのか、しばらく滞在しないうちに決めてはいけない。田舎にもアレルギー患者は大勢いる。そして、杉やブタクサなどのアレルゲンはむしろ都会より身近に、大量にある。改善どころか悪化する恐れもあるのだ。

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