滝クリ夫婦も…地位も名誉もあるアッパー層に広がる別居婚
8月に入籍を発表した小泉進次郎衆院議員(38)と滝川クリステル(42)が、早くも別居婚中だと女性誌を賑わせている。この別居婚、結婚生活を前向きに送るという目的で、セレブを中心に広まってきている。
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結婚会見で「一度も2人で外に出たことない」と、もっぱら自宅デートで愛を育んできたと明かしていた進次郎議員。新婚の今はさぞ熱い同居生活を送っていることだろうと思っていたが、なんと別々に暮らしているという。その理由として挙がっているのが、衆院議員宿舎の「ペット禁止」。クリステル夫人は愛犬「アリス」を連れて別居生活を送っているというのだ。
「宿舎の管理規約で『ペット飼育は原則禁止』となっています」(衆議院広報課)
クリステル夫人は現在妊娠6カ月。高齢出産でもあり、実際のところは里帰り出産の方が正しいのだろうが、最近は生活にゆとりのあるアッパー層を中心に“別居婚”が増えている。海外では「LAT」(Living Apart together=別居式共同生活)と呼ばれており、新婚のグウィネス・パルトロウもTVプロデューサーの夫と週3日ほど別居している。
イギリスでは夫婦全体の9%がパートナーとの別居を選択し、約6割は35歳以下の若年カップルだという。
国内では進次郎議員のほかにも、元都知事の猪瀬直樹氏と画家の蜷川有紀さん、タレント花田美恵子と会社経営者、女優の大地真央とデザイナーの森田恭通氏の“別居婚”が知られている。
「最近の芸能人の熱愛報道でも、同じマンションで別々の部屋を借りて住むケースは増えています。庶民目線から言えば、別居は家賃も生活費も二重にかかるため不経済で、一緒に暮らせばいいと思いがちですが、別居することで『会えない時間の分、会った時にはよりパートナーを大切に』する反作用が生みだされます。滝川クリステルさんのような独身が長かったキャリア女性は、プライベートを干渉されたくないという心理もあるでしょう。いずれにせよ、財力があるからこそできることです」(イケメン評論家の沖直実氏)
通い婚や週末婚など言い方はさまざまだが、結婚生活を持続させるという観点では、別居は優れているようだ。