冷え性対策と入浴調査で判明 6割の人が間違っていること
冬場の冷え性対策として「少し熱めのお湯に」「半身浴でゆっくりと漬かり」「お風呂上がりには靴下をはいて寝る」という人は多いだろう。
実はコレ、すべて大きなカン違いだ。
バス・給湯器の「リンナイ」が冷え性対策の入浴法の常識について男女1000人を調査した。最も間違いが多かったのが、「半身浴より全身浴のほうが汗をたくさんかく」という項目。6割以上の人が「半身浴」を選んでいるが、半身浴では体が温まりにくい。
「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)などでお馴染みの東京都市大学の早坂信哉教授(医師・温泉療法専門医)がこう説明する。
「半身浴は湯船に漬かっている面積が狭い分、体が温まりにくい。その分、42度以上の熱いお湯に漬かる人もいますが、熱いお湯の方が湯上がり後、結果的に早く体が冷えてしまうことが分かっています。ベストは、全身浴で40度のお湯に10~20分漬かることです」