南鳥島沖で約1160万年前の隕石の痕跡 生物絶滅の原因か
地球規模で生物が大量絶滅したのは、巨大隕石(いんせき)が落下した“ディープ・インパクト”のせいだった!?
海洋研究開発機構など研究チームは20日、南鳥島沖の深海底で採取した堆積物から、約1160万年前に巨大隕石が衝突して生じたと推定される球状粒子を多数発見したと発表した。隕石は深い海に落下した可能性が高いという。
地球では約1160万年前に哺乳類を中心に、主な生物の種類の15%程度が死滅。その原因は謎とされてきたが、隕石の落下が原因になった可能性も考えられる。