DeNAも導入 有名店が割安で食べられる社食アプリの実力
人材不足が深刻化する昨今、企業の福利厚生のひとつとして注目を浴びているサービスがある。街の飲食店を社員食堂のように利用できる社食シェアリングサービス「green」だ。
専用アプリを使って店とメニューを選び、会計時にアプリの画面を提示。パスコード入力によって割引価格で食べることができるというものである。
「割引分を会社が補助するかたちで飲食店側に支払う仕組みです。割引額は従業員数や予算に応じて設定できます」
■DeNAも導入
greenを運営するタベルテクノロジーズの代表取締役CEO・田中勇樹さんが話す。昨年2月に東京・渋谷でローンチしたこのサービス、予測をはるかに上回る反響で導入企業はDeNAなどの大手を含む約80社、加盟飲食店は牛たん・とろろ・麦めし「ねぎし」などのチェーン店から地元の人気店まで全国1万4000店舗にのぼるという。