奥野修司
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奥野修司ノンフィクション作家

▽おくの・しゅうじ 1948年、大阪府生まれ。「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で講談社ノンフィクション賞(05年)、大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を受賞。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「本当は危ない国産食品 」(新潮新書)がある。

GM作物は子供が好む菓子に含まれているがなぜか表示はない

公開日: 更新日:

 昨日は、日本が中国に次ぐ遺伝子組み換え(GM)作物の輸入大国であることを書いたが、ほとんどの人は自分がGM食品を食べている意識はないだろう。なぜなら「遺伝子組み換えでない」という表示は見ても、「遺伝子組み換え」という表示は見たことがないからだ。

 日本の輸入トウモロコシは約1600万トン。うち9割がアメリカに依存し、ほとんどは遺伝子組み換えだ。結果、日本は世界一のGMトウモロコシの輸入大国である。

 輸入トウモロコシは、そのうち65%は飼料用で、35%(約560万トン)は人間の口に入ると書いた。ただし、そのまま食べるのではなく、57%はコーンスターチ(でんぷん)になる。重量にすると約320万トン。ものすごい量だ。残りはアルコールやコーンフレークなどになる。ちなみに現在、ビールメーカー各社の発泡酒は、遺伝子組み換え由来のコーンスターチから造られている。

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