奥野修司
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奥野修司ノンフィクション作家

▽おくの・しゅうじ 1948年、大阪府生まれ。「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で講談社ノンフィクション賞(05年)、大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を受賞。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)がある。

GM作物の毒性は2年間の実験で分かるのに行われない不可解

公開日: 更新日:

 遺伝子組み換え(GM)作物について、多くの人が不安に感じているのは、人間が食べて大丈夫なのだろうかということだろう。

 なかでも関心が高いのが発がん性だ。では、本当にがんになるのかといえば、よくわからない。通常、食べ物の毒性はラットに食べさせて実験する。これは遺伝子組み換え食品でも同じだ。ただし毒性試験は90日間。これを人間に当てはめれば、通常はわずか10年にすぎない。

 がん細胞が発生して、がんの塊になるまで20年以上かかるといわれる。だったら人間の一生に相当する期間をラットに食べさせればいいじゃないかと思うが、実はこれが莫大なお金がかかる。だから企業はやらない。

■唯一、仏の教授が挑戦した結果は

 ところが、それにチャレンジした人物がいる。

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