夢をかなえた? 余命半年の元野良犬が「1日名誉警察犬」に
余命宣告された犬が「1日名誉警察犬」になり、話題になっている。
米FOXニュース(1月24日付電子版)などによると、話題になっているのは、昨年11月下旬にワシントン州ベントンシティーで保護された犬。幸いクリスティー・ケスラーさんという女性に引き取られた。
クリスティーさんに「エディー・スパゲッティー」と名づけられたこの犬は、片目の視力を失っていた。獣医に診せたところ、手術不可能な悪性腫瘍があり、余命半年から1年と診断された。クリスティーさんは衝撃を受けたが、エディーのために「バケットリスト」(死ぬまでにやってみたいことをまとめたリスト)を作ることにした。
そのトップが「警察犬になること」。
クリスティーさんが地元のパスコ警察に相談したところ、同警は「1日名誉警察犬」にすることを快諾。1月20日、警察本部で任命式が行われた。エディーは黄色の制服を着せてもらい、巡査長に任ぜられ、宣誓を行った。その後、警察犬ユニットの署員と一緒に市内をパトロールするなどした。