善意が善意を呼び…教師と生徒とヤンキースの心温まる物語
思いやりが思いやりを呼ぶ。大リーグ・ヤンキースの大ファンである高校の数学教師らへのサプライズに次ぐサプライズが話題になっている。
米地方紙「ノースジャージー」(3月6日付電子版)などによると、ニュージャージー州フランクリン・レイクスのラマポ・ハイスクールの数学教師、リー・バーバーさんは先日、脳性まひの娘と一緒に自宅にいた時、階段から転落。脳振とうを起こし、頭を数針縫うけがをした。
しかし、リー先生は翌日から教壇に立って授業を行った。リー先生の姿に感動した同校のあるクラスの最上級生たちは、「何かして感謝の気持ちを伝えよう」と話し合った。その結果、皆でお金を出し合い、リー先生と家族に3月26日に行われるヤンキースの開幕戦のチケットをプレゼントしたのだ。
リー先生が喜んだのはもちろんだが、このハートウオーミングな話はSNSで拡散し、ヤンキースのアーロン・ブーン監督をはじめ、選手たちの耳にも入った。
生徒の思いやりに感動したブーン監督らは、クラス全員を開幕戦に招待することを決め、さらに3月29日に行われる第2戦のチケットをリー先生にプレゼント。さらに試合前のバッティング練習に招待した。