「テセウスの船」で注目 度々登場する“はっと汁”って何?
回数を重ねるごとに視聴率が右肩上がりになってきた、俳優の竹内涼真(26)が主演を務めるTBS日曜劇場「テセウスの船」。
平均視聴率で15・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)となった8日放送の第8話は、大量毒殺事件の当日、田村心(竹内涼真)が父親の文吾(鈴木亮平)とともにお楽しみ会に現れた加藤みきお(柴崎楓雅)を監視するストーリーだった。
テンポよく進んだ第7話までとは異なり、田村心がちょっとしたことで思い悩む場面展開に気をもむ視聴者も少なくなかっただろうが、そんな中で気になったのは度々出てきた「はっと汁」なる食べ物だ。
どうやら宮城県登米地方の郷土料理が由来らしい。同県の公式ホームページ<登米の郷土料理「はっと」>にはこうある。
<小麦粉に水を加え、耳たぶ程度のかたさになるまでよく練り、適当な時間(季節により異なります)寝かせる。その熟成した生地を、指で薄~く延ばしながら醤油仕立ての汁に入れ茹であげます。お湯で茹でて、あずき、ずんだ、ジュウネン(エゴマ)などに絡めたりもします。ツルツル、シコシコの食感がやみつきになる郷土料理、それが「はっと」です>