神楽坂淳
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神楽坂淳作家

「うちの旦那が甘ちゃんで」(講談社)、「金四郎の妻ですが」(祥伝社)などの著書がある。

江戸時代の風俗摘発は持ちつ持たれつだった

公開日: 更新日:

 世の中は、コロナのせいでいろいろとギスギスしている。あそこに行くな、ここは駄目だとうるさいことこのうえない。

 警官の方々もさまざまな形で動員されてお疲れさまである。オリンピックもどうなるのか危ぶまれるという状況は残念としかいいようがない。

 ところで、オリンピックに伴って政府には「夜のオリンピック」を取り締まる動きがある。“浄化”という言い方をしているが、風俗は、浄化というような言葉を使うものではないと思う。

 しかし、風俗浄化というのは、江戸時代から役人はヤッキになっていたのである。

 さて、東京には現在約4万4000人の警官がいるわけだが、江戸時代は与力と同心合わせても250人程度しかいなかった。それでどうやって治安を守ったのか。江戸市民の自治によるところが大きいのだが、それ以外だとやはり岡っ引きである。警察補佐という役割で捜査もしたが、ほぼ無給なのが特徴だった。そのため女房に養ってもらうか、犯罪に手を染めることも多い。取り締まる側が犯罪もするのだから庶民にはたまったものではない。

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