<50>柴田先生も言ってた 物書きの楽しみは大ボラ吹けること

公開日: 更新日:

 真田信繁(幸村)は強大な力を保持した徳川家を震え上がらせた武将として歴史に名を残している。兵力の差を才知で埋め、関ケ原に向かう秀忠を足止めし、大坂冬の陣では家康を崖っぷちにまで追い詰めた。好条件を提示して寝返るよう求めた家康の誘いもキッパリと断り、豊臣家に忠義を尽くして散っている。その生きざまは日本人の琴線に触れるもので、江戸時代から講談や絵本の題材にされてきた。猿飛佐助や霧隠才蔵といった架空のキャラクターが活躍する物語も多い。

 牛次郎と親交が深かった柴田錬三郎も「真田幸村」のほか、「真田十勇士」「猿飛佐助」といった作品を残している。柴田の「真田十勇士」は本宮ひろ志の漫画の原作にもなった。

 そして今、牛次郎も投稿サイト「カクヨム」に「烈風 真田幸村戦記」をアップし、不定期で更新を続けている。

「こうなってたらどうなっていたのかって想像してみた作品だ。シミュレーション物で、要するにデタラメ。でも、物書きの楽しみは、こんなふうに大ボラを吹けることなんだよ。柴田先生も、そう言ってたからね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・原監督が気の毒になってきた…と思ったが気のせいか

  2. 2

    阪神糸井が大減俸に 城島と“ポイ捨て”3選手の二の舞を危惧

  3. 3

    玉突き人事速報 菅野とダルに追い出される田中は西海岸へ

  4. 4

    原巨人はDeNAソトも取り逃がす 補強“3連敗”スタートの不吉

  5. 5

    安倍氏任意聴取の狙い 特捜部は十八番のウソを見破れるか

  6. 6

    吉川元農相は大臣室で現ナマ疑惑…「鶏卵汚職」何人いる?

  7. 7

    菅首相はコロナ禍でも朝昼晩「外食フルコース」の贅沢三昧

  8. 8

    安倍氏の発言に納得 嘘が許されるなら国会自体意味がない

  9. 9

    新型コロナワクチン接種 日本人の3割が恐れる副反応の実態

  10. 10

    中居正広にプロデューサーの才 児童書バカ売れで実力証明

もっと見る