茂木賢二さん<1>都庁一筋 学歴のない叩き上げの模範だった

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 父親が南満州鉄道株式会社(満鉄)で働いていたため、茂木賢二さんは満州で生まれた。

「満州時代は何不自由ない生活を送っていたそうです。ただ、敗戦後、私が小学生に上がる前の5~6歳の時に内地に引き揚げてからが大変でした。住む家がなく、転々としました。小学4年生の時に下町・北千住の借家を紹介され、ようやく落ち着きました」

 高校を卒業して2年後、東京都交通局に就職。

「都庁の試験は全国から応募がある狭き門。私は引き揚げ組で、学校も転々とし、教科書も満足に持てず、勉強らしい勉強をしませんでした。成績もよくありませんでした。ただ、交通局や清掃局、下水道局といった現業部門は3K職場で、当時は、局が独自で募集をかけるほど不人気でした。『募集がかかっているぞ』と知人に紹介され、迷わず就職しました」

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