コロナ重症化予防に「腸活」のススメ 香港研究チーム発表
腸内細菌の強化がコロナの重症化を防ぐかもしれない――。香港中文大の研究チームが11日、こんな研究結果を発表した。
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研究チームは、コロナ患者の重症度と腸内細菌との関係を調査。コロナ感染に対する免疫システムに腸内細菌が影響しているかを調べた。
論文によると、コロナ患者100人の血液や便、診療記録を調べたところ、コロナ患者には免疫機能を調節するビフィズス菌などが不足していた。抗生物質の使用や患者の年齢を考慮すると、「善玉菌」の不足は重症度と関連していたという。