福島原発「30~40年で廃炉完了」に根拠なし 1F廃炉の先研究会代表が喝破

公開日: 更新日:

松岡俊二(早大大学院アジア太平洋研究科・1F廃炉の先研究会代表)

早稲田大学院アジア太平洋研究科教授、1F廃炉の先研究会代表の松岡俊二氏(C)日刊ゲンダイ

 史上最悪「レベル7」の原子力事故から丸10年――。東京電力福島第1原発(1F)の廃炉作業は今なお難航が続く。国と東電が欺瞞に満ちた「30~40年後に完了」の旗を降ろさぬ中、住民や専門家と一緒に再検討を考える場づくりを呼びかけるのが「1F廃炉の先研究会」だ。代表の早大教授に復興と… 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り3,445文字/全文3,586文字)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態