東電22兆円巨額裁判の行方「株主代表訴訟」弁護団長に聞く

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 2011年3月に起きた福島第一原子力発電所の事故は、東京電力の経営陣が安全管理の注意義務を怠ったのが原因だとして、同社の株主が当時の最高幹部5人に22兆円の損害賠償を求めている裁判がある。「東電株主代表訴訟」だ。事故から10年を経て審理はヤマ場を迎えている。未曾有の原発事故の責任は誰が取るのか。その答えの1つが、ようやく導き出されようとしている。

■国内史上最高額の裁判

 株主代表訴訟とは、取締役の故意や過失による違法行為で会社が被った損害を、取締役個人の財産で会社に賠償させるよう株主が求める仕組みだ。勝訴しても訴えを起こした株主には1円も入らない。公益性の高い訴訟である。

 東電株主代表訴訟は、株主総会などで脱原発を求めてきた約50人の株主が、事故1年後の2012年3月に東京地裁へ起こした。被告は、勝俣恒久・元会長▽清水正孝・元社長▽武藤栄・元副社長▽武黒一郎・元副社長▽小森明生・元常務の5人。

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