どのツラ下げて?下村政調会長「自民党総裁選」ヤル気満々も…出るわ出るわの悪評ふんぷん
厚顔無恥にもほどがあるんじゃないか。
菅首相が再選を狙う自民党総裁選(9月17日告示、29日投開票)に向け、下村博文政調会長がヤル気満々だ。所属派閥の細田派出身の安倍首相から「〈分かった。じゃあ、下村さんを次やるよ〉という状況ではないのは分かるよね」と言われたとしていたのに、27日は前日の面会の感触を「私としては(自分の出馬に)前向きだと思う。しっかり話を聞いていただいた」。勝機があるとは思えないが、一体何が目的なのか。
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安倍側近の下村氏は第2次安倍政権で初入閣。文科相を2年半務めたバリバリの文教族だ。
「下村さんは〈推薦人を25人集めた〉と触れ回っていますが、最終的に何人が残るかは分からない。実数はせいぜい1ケタではないか。下村さんは自民党の政策責任者の立場にあり、新型コロナウイルス対策の当事者でもある。現職が立つ場合、閣僚と党三役は出ないのが結党以来の不文律。人の道から外れてますよ。本人は〈『下村さんも総裁選挙に出馬すべし』という声が上がっている〉とか言っていたが、本当かどうか。上にはゴマをするけれど、自分のことばかりで仲間をつくれていない。人望が全くない人ですよ」(自民党関係者)