安田賢治
著者のコラム一覧
安田賢治大学通信常務取締役、情報調査・編集部ゼネラルマネージャー

兵庫県生まれ、早稲田大学卒業後、1983年大学通信入社。現在、常務取締役で出版編集とマスコミへの情報提供の責任者。小中高入試から高校の大学合格実績、大学生の就職までの情報提供と記事を執筆。講演も多数。大正大学人間学部で講師も務める。著書に「中学受験のひみつ」(朝日出版)、「笑うに笑えない大学の惨状」「教育費破産」(ともに祥伝社)がある。

<2>顕著になる地元への進学志向、原則対面授業で歯止めをかけた私立大も

公開日: 更新日:

 今年の入試では地元大学への進学志向が顕著になった。もともと地元志向は、保護者が子どもを手元に置いておきたい気持ちから強まってきた。

 少子化で子どもの数が少ないこともある。地元の国立大に進学し、卒業後は地元で公務員になるのが地方ではエリートコースといわれるほどだ。しかし、高校生は必ずしもそうではなく、大都市圏の大学への進学を希望する受験生も少なくない。それがコロナ禍の影響で、感染が拡大している大都市の大学には進学したくないと考える受験生が増え、地元大学への進学志向が高まったのだ。

 特に出願が始まった今年1月は、東京などで緊急事態宣言が再発出されたために不安が高まり、地方の受験生の大都市圏の大学敬遠の傾向が強まった。特に東京の大学で傾向が顕著だった。

 一般選抜の合格者数でみると、早稲田大は1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)外からが全体に占める割合が、昨年の26.8%から23.1%にダウン。同様に慶應義塾大は26.7%から25%へ、明治大が26.2%から22.7%にダウンした。

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