世界一背の低いトルコ人女性が亡くなる…「神様がこういう体をつくってくれた」
「私はいつか世界が認めてくれると願っていました」
トルコ南部オスマニエ県に住んでいた身長72センチのエリフ・コカマンさんが亡くなった。33歳だった。
コカマンさんは2010年に世界一身長が低い女性として、ギネスブックに登録された女性で、小人症を患っていた。地元メディアによると、年末に突然倒れ、救急病棟に運ばれたものの、病状が悪化。多臓器不全で死亡したという。
ギネス記録に登録された後、62.8センチのインド人女性によって記録を塗り替えられたが、一時は「世界的な有名人」としてメディアの脚光を浴びた。子供の頃から「クラスメートにからかわれてつらい思いをしてきた」と述べていたが、世界一という称号を手にしてからは、背の低さを前向きに捉えるようになっていた。
生後直後から1歳までは普通身長だったが、その後に成長が鈍化。4歳頃に成長がほぼ止まったという。生前、こう語っていた。
「私は神様がこういう体をつくってくれたと思っているので、誇りに思っています」