「気圧変化」の頭痛はコロナや風邪の症状とどう違う? トンガ海底火山噴火でトレンドワード入り
トンガの海底火山で起きた大規模噴火では、世界各地で気圧の変化や低周波音を観測したという報告が相次いだ。
日本でも17日午前、一時的な気圧変化がみられたが、この気圧変化の要因は、火山噴火時の衝撃波「空振」によって気圧が急激に上昇したためとみられる。
18日にはトレンドワードに「トンガ頭痛」が上がったほど。ネット上でも、〈噴火が起こってから頭痛が酷く、発熱もあってコロナと思って抗原検査とPCR検査受けたら陰性だった〉〈私のように昨日から頭痛が続いている人少なくないみたい。気圧のせいだって。とりあえずコロナじゃなくて良かった〉といった声がみられた。
この時期は新型コロナウイルス感染による体調不良の可能性もある上、風邪よる頭痛も考えられる。どう見分ければいいのだろうか。
浜松医療センター感染症管理特別顧問の矢野邦夫氏がこう言う。