「救急搬送困難事案」急増のナゼ? 1週間で過去最多4151件に

公開日: 更新日:

 総務省消防庁は18日、救急患者の搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が10~16日の1週間で、過去最高の4151件(前週2883件)に上ったと発表した。

 新型コロナ感染の疑いがあるケースは1031件(同541件)で、新型コロナの「第5波」に見舞われていた2021年8月第2週の3361件を大幅に上回ったものの、新型コロナ病床にはまだ余裕がある。

 にもかかわらず、救急搬送困難事案が急増している理由は、主に2つある。1つは、多くの病院でコロナ病床を増やしたため、一般病床の数が減って満床に近づいていること。

 もう1つは、オミクロン株感染は無症状の患者が多いため、すべての患者にPCR検査を行っている病院が増えていること。先に搬送された患者のPCR検査の結果が出るまで、別の患者が待たされるケースが頻発しているのだ。

 さらに、このところの大雪による事故も増えているという。

 消防庁は、3カ所以上の医療機関で受け入れを断られ、現場に到着してから搬送開始までに30分以上かかったケースを困難事案としている。

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