全国で相次ぐコロナワクチン廃棄 上昌広氏は「打つべき人を国が決めていること」を問題視

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 国が配布した3回目接種の新型コロナワクチンが、使われないまま有効期限が切れ廃棄する自治体が相次いでいる。

 東京都ではすでに4月末に中野区が1万4000回分、目黒区6000回分、文京区1600回分、杉並区で800回分などが廃棄処分されている。いずれもモデルナ製ワクチンの廃棄だが、こうした新型コロナワクチンの廃棄はいま全国に広がっているのだ。

 昨年12月に開始した3回目ワクチンの接種率は、5月19日までの約半年間で57%。20代、30代の若い年代層の接種が進まないことが在庫を増やす原因のひとつといわれるが、接種希望者がファイザー製ワクチンに比べ、モデルナ製ワクチンを敬遠することがより大きな原因のようだ。

■不人気過ぎるモデルナ

 大阪市は1月に約30万回分のモデルナ製ワクチンが配布されたが、4月末で約8万5000回分を廃棄している。大阪市の新型コロナウイルス感染症対策グループの担当者が言う。

「若い方の接種率が思うように伸びなかったことや、ワクチンの使用有効期限が3カ月というものが多く、使い切れずに廃棄せざるを得ませんでした。またどこの自治体も同じだと思いますが、モデルナ製を希望される方が少ないことが大きな原因になっているんです」

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