岸田首相が“パパ活”疑惑の吉川議員を褒めちぎり 「彼はホープ」と大絶賛していたワケ
未成年の女子学生との“パパ活”疑惑に揺れる吉川赳衆院議員。説明責任を求められているが、現在“逃亡”中だ。吉川氏が所属していた派閥の領袖を務める岸田首相は「説明責任を果たせないなら国会議員としての進退に直結する」と距離を置き始めているが、トンデモ議員の本性を見抜けなかったようだ。
疑惑を報じた週刊ポストが吉川氏を「岸田派のホープ」と表現したことを国会で問われた際、岸田首相は「(派閥の)メンバーに対して何か評価した覚えはない」とスットボケていたが、実際は過去に吉川氏のことを絶賛していた。
■SNSで出回る〈自民党入党のお願い〉の中には…
ここ数日、SNSに出回っている〈自民党入党のお願い〉と題された文書に、吉川氏を持ち上げる岸田首相の言葉が並んでいる。2020年に作成されたものとみられ、当時、政調会長だった岸田首相はこんな文言で吉川氏を褒めちぎっている。
〈(吉川は)自民党の若手議員の中でも、宏池会の中でも、将来を嘱望され、また現在でも即戦力として国政の最前線で活躍しているホープです〉〈吉川赳さんを応援して頂きたく、多くの方々に自民党に入党していただければと存じます〉