空自1等空尉「朝食で米とパン両方取り停職3日」に賛否相次ぐ 防衛予算は増額なのに…
<処分が厳しすぎるのではないか><お腹一杯食べさせてあげてぇ>
ネット上では励ましの声が多数、投稿されているようだ。埼玉新聞が21日付で報じた、<懲戒処分…朝食でパンか米の二択なのに、両方選んだ1等空尉 入間基地、停職に パン返却…半ライスだった>と題した記事。航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市)で4月26日、第4補給処所属の50代の男性1等空尉が食堂で朝食を取る際、米かパンのどちらかを選ぶ決まりだったにもかかわらず、米とパンの両方を取って停職3日の懲戒処分になった──という内容だ。
ホテルのブッフェで朝食を取る際、ごはんもパンも食べたいな……と悩んでしまう場面は誰でもあるだろう。しかも1等空尉といえば幹部だ。「よし、今日一日頑張るか」と思って、つい、ごはんとパンの両方を選んでしまっても何ら不思議はない。
同基地に聞くと、報道について「事実」と認めた上で、処分の理由についてこう説明した。
「自衛隊法の規定に基づき、不法領得(の意思)があったと判断しました」(広報担当)