ぼっちりや(東京・神楽坂)土佐ワールド全開の角打ち、ここにあり!
近頃は春の気配もちらほらと顔を出すようになってきましたが、いよいよ飲んべえたちの「昼飲み」の季節がやってきたということでございます。さて、今回は神楽坂。角打ちのお店があるというのでやってまいりました。神楽坂駅から歩いて5分。
「土佐の酒とうまいもの ぼっちりや」があります。店先には野菜が並べられ、「昼から飲め」の看板。角打ちらしからぬ、まるで立ち飲み屋の風情でございますが。
優しい笑顔でオーナーの石元握美さんが出迎えてくれました。
「このお店を始めて7年目になります。私は高知出身でして、高知の食材とお酒だけ扱った店をやりたかったんです。どこでどうやって作っている商品なのか。ちゃんと説明できるものだけを置いて販売してます」
中央にある大きな冷蔵ケースには高知の日本酒がびっしり。高知とゆかりが深いビールも並んでおります。次から次へとお客さまがやってきて、お酒、野菜、総菜を買っていきます。壁沿いにあるカウンターではチビリチビリと日本酒をたしなんでいる常連さん。
いい風景ですねえ。
「小さな蔵の日本酒を扱っていますのでお客さまと生産者さんが、うちの店を通して近く感じてもらえたらうれしいです」