「ダウン症バービー」に賛否…マテル・インターナショナルが販売に踏み切った経緯とは

公開日: 更新日:

 11月29日、ファッションドール「バービー」を扱う、アメリカの玩具メーカー米マテル社の日本法人マテル・インターナショナルがダウン症をテーマにしたバービー人形を発売した。

 バービー人形といえば、幼き頃に遊んだ経験がある女性も多いはず。そのバービー人形の肌の色や目の色、髪の毛の色をはじめとした様々なボディタイプを展開する「ファッショニスタシリーズ」から、ダウン症のバービー人形が発売されるという報道がなされると、SNSで賛否が巻き起こった。《この人形を使って、こういった子もいるんだよってダウン症を話す機会になるのはいいことだと思う》《売れる売れない関係なく、企業の取り組みとしては大事なことだと思う》と多様性を賞賛する声が上がる一方、《ダウン症どうこうではなく、手足長くて、すらっとしててかわいくて、で、そもそも、バービー人形って女の子の憧れを体現するものなんじゃないの?》《多様性を広めるためという意味はわかるけれど、わざわざ人形である必要はあるんだろうか》といった懐疑的なコメントも散見された。

■ダウン症の特徴を細部まで丁寧に表現、改めて問われる「多様性」の意義

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは