裏金事件、旧統一教会…4.28衆院3補選「自民全敗」に現実味 長崎3区と東京15区は“お通夜”状態

公開日: 更新日:

東京15区からは「誰も出馬しようとしない」とため息

 カオスなのが東京15区だ。既に、日本維新の会国民民主党、共産が擁立を決定。立憲と小池都知事が特別顧問を務める都民ファーストの会もそれぞれ擁立を模索中だ。野党票がバラバラになり、自民は好機に沸いているかと思いきや、そうではない。地元・江東区の自民関係者は「出てくれる人がいない」と嘆息。“お通夜”状態である。

「江東区議会関係者が候補選定の協議をしているのですが、誰も『私が出る』と手を挙げない。区長選での事件に多くの支援者が怒っているから、勝てる見込みが薄いのです。もともと15区選出だった秋元司元衆院議員が『補選は自分が自民から出ます』と支援者に言っているようですが、IR(カジノ)汚職で公判中の彼を担ごうという声もない。『不戦敗でいい』と言う人もいるほどです」(同前)

 3補選で全敗したら、岸田首相は大ピンチ。一気に「岸田降ろし」が始まってもおかしくない。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった