ソニーネットワークコミュニケーションズが電子メールに“ピンクのクマ”を登場させた狙いは?

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 Windows95がリリースされ、インターネットが普及し始めた頃、あのソニーがインターネット情報サービスの提供を開始した。それが電子メールを送受信するソフト「PostPet/ポストペット」(1997年スタート)だ。

 キャッチフレーズは「インターネットをもっとみんなのものに」だったというが、かわいいキャラやペットの育成など、遊び心も満載だった。

 なぜ遊び心を取り入れたのか。実は、当時のネットは一部マニア向けの色彩が濃く、普通の家庭にまで普及させるためだったのだという。

 ポストペットは累計出荷数1500万枚という爆発的なヒット。なぜそこまで売れたのか?

「ビジネス色が強い電子メールに対して、“ピンクのクマがメールを運ぶ”というエンターテインメント性でしょうか。“ペットを飼う”というゲーム性も幅広い層に受け入れられたと思います」(広報担当者)

 ペットである生モモファミリーは、弟やおじさん、友だちなど拡大中。認知度も上がり、モモ妹はある公的機関の大役を任せられているという。なんと、東京都の乳がん検診普及啓発事業の公式キャラクターとしてピンクリボン活動を行っているのだ。

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