著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

蓮舫氏の立候補表明で都知事選は注目度が高まった。メディアはもっと報道すべき

公開日: 更新日:

 都知事選に蓮舫氏が名乗りを上げた。これで一気に選挙が面白くなった。さぞやニュースはそのことで持ち切りかと思ったら、どこもトップニュースではない。どうしたことかと思ったが、そうか、全国ネットにしてみれば、たとえ都知事選であろうとローカルニュースであるから、トップというわけにはいかないようだ。

 蓮舫氏が立候補することで注目が集まり、報道が増えるのではと期待しているのだが、果たしてどうだろうか。というのも、4年前の都知事選は投票日までほとんどテレビで取り上げられず、候補者の声も聞けなかったからだ。

 出来れば今回は事実上の一騎打ちであるから、お互いの主張を見聞きし、何よりも小池都政がやってきたことの検証が行われるべきだし、小池氏自身もそれに答えるべきだ。

 うやむやになったままの「7つの0」の公約。緑をテーマカラーにしながら次々と木を切っていく、神宮外苑などのゼネコン開発。「築地は守る。豊洲は生かす」と耳当たりのいいキャッチフレーズで、「築地を食のテーマパークにする」と言い、仲卸の皆さんが望めば築地に帰れるようなことを言いながら、いつの間にか大きなスタジアムと商業施設をつくる計画に変貌してしまった。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」