米43歳画家が大ブレークした“きっかけ”は…大ヒット映画「ミーン・ガールズ」にも登場、全米の話題に

公開日: 更新日:

 ファストフードなど日常的な食べ物をテーマに静物画を描いている米国の画家が大ブレークし、話題になっている。

 米フロリダ州タラハシーを拠点に活動をしているノア・バリエさん(43)。大学時代から本格的に絵を描き始め、19世紀のフランス印象派のエドゥアール・マネの影響を受けて静物画を専門にするようになった。

 2018年からフェイスブックやインスタグラムに作品を投稿し始め、食べ物の作品を中心に少しずつ人気が出始めたが、本格的にブレークしたのは米ネット掲示板レディットの投稿だ。

 2020年ごろに、ノアさんは知り合いから「君の作品がレディットの絵画スレッドで話題になっているよ」と知らされた。レディットにも絵画の愛好家がたくさんいることを知り、投稿を始めたところ大バズリ。特に牛乳を入れたガラスのジャーの上にピーナツバターとジャムのサンドイッチを乗せた構図の油彩画(写真)は数百万回も閲覧された。

 それをきっかけに、米ファストフードの「ポパイズ・ルイジアナ・キッチン」や「タコベル」といった大手ブランドなどから制作の依頼が来るように。今年の作品には「マクドナルド」をモチーフにしたものも。

 さらに今年、米国で大ヒットしたミュージカル映画「ミーン・ガールズ」では、ヒロインの部屋にノアさんの作品が飾られているシーンが映し出され、話題になった。

 米誌ピープル(6月17日付電子版)が改めてノアさんを紹介し、全米の話題になっている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘