「犯罪者みたいな人が何を?」裏金自民・丸川珠代氏が犯罪防止イベントで住民からツッコミ!

公開日: 更新日:

 大荒れだった東京都知事選の最終日、裏金議員はせっせと“地元活動”に精を出していた。

 東京・千駄ケ谷で6日午後に開かれた「社会環境を明るくしよう 渋谷区民のつどい」に、自民党丸川珠代元五輪相が出席した。犯罪や非行の防止、罪を犯した人たちの更生について理解を深めるこのイベント。そこで丸川氏はこんな挨拶をした。

「私自身も12歳の子供を育てており、ネット上では寂しい心に付け込むような犯罪があふれかえっております。国としても、こうしたことが起きないよう環境整備にしっかり取り組んでまいりたいと思います」

 参院議員の丸川氏は次の衆院選で、区割り変更に伴う新東京7区(港区、渋谷区)に鞍替えを表明している。自民党は都知事選では小池百合子知事を推したものの、ステルス支援。最終日でも丸川氏は自らの地盤固めに動くことができたわけだ。

 とはいえ、犯罪を防ぐためのイベントに、裏金をため込んでいた議員が登場するのもおかしな話。出席していた地域住民は、「政治資金規正法に違反して、刑事告訴されている犯罪者みたいな人が何を言っているんだ」。ツッコミが入る始末だった。

 ◇  ◇  ◇

●関連記事【もっと読む】ではアナウンサー時代の丸川珠代氏の意外な素顔について詳しく報じている。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?