米ミネソタ州のある湖で…女性作家と魚の“友情”が9年目を迎え話題に

公開日: 更新日:

 米ミネソタ州のある湖で、9年間も続いている女性作家と魚の友情が話題になっている。

 子供の頃から湖が大好きだったという作家のホリー・ジョーゲンセンさんは8年前の夏、ミネソタ州のある湖の桟橋にいた時、一匹のグリーンサンフィッシュが自分を見ていることに気がついた。ミミズをあげると、魚は喜んでそれを食べた。

「あんなふうに魚に見つめられたのは初めてでした」とホリーさん。魚に「グリーニー」という名前を付け、それから毎日のように桟橋に行き、餌を与えた。

 ホリーさんが湖に入って泳ぐと、グリーニーもついてくるようになった。「なぜグリーニーが私を特別に意識し、あんなふうに見つめ、ついてくるのかは分かりません。でも、素晴らしいことです」とホリーさん。

 彼女らの交流は、ホリーさんが湖の近くにやってくる夏の間だけ。湖の場所は秘密。グリーンサンフィッシュは普通に釣りの対象なので、グリーニーが釣られる危険を減らすためだ。

 9回目の夏になる今年も、ホリーさんが湖の桟橋に行くとグリーニーがいた。写真(ホリーさんのフェイスブックから)はその時のひとコマだ。地元テレビ局のKARE11は4年前に一度、ホリーさんとグリーニーの交流を放送。先日、この時の映像と近況を放送し、改めて話題になっている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ