自民党総裁選の「推薦人」に旧統一教会と接点ある“壺議員”が58人もいる非常識

公開日: 更新日:

 やっぱり自民党は「生まれ変わる」など無理――。総裁選で各候補の推薦人に「裏金議員」が計21人もいたことにはア然だったが、自民党の非常識はこれだけじゃなかった。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と接点があった「壺議員」がナント58人も推薦人に名を連ねていたのだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(35枚)

 自民党の点検で旧統一教会やその関連団体と接点があった議員は約180人で、うち約130人の氏名を公表している。それら「壺議員」と、総裁候補9人の推薦人(各20人)を照合したのが〈別表〉のリストだ。

 驚くのは「壺」が全陣営に入っていること。最多が小林前経済安保相(49)の11人、次いで高市早苗経済安保相(63)と茂木敏充幹事長(68)の9人と、実に推薦人の半数。他は、河野太郎デジタル相(61)が7人、小泉進次郎元環境相(43)が6人、林芳正官房長官(63)が5人、上川陽子外相(71)と石破茂元幹事長(67)が4人、加藤勝信元官房長官(68)が3人。忘れちゃならないのは、小林氏、加藤氏、石破氏は本人も壺であること。裏金と壺のダブルも7人いた。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  2. 2

    インフルエンザ早すぎる感染拡大のなぜ…11月から大流行、学級閉鎖は昨年同期比の12倍超

  3. 3

    クマ対応に忙殺される自治体職員のもう一つの悩み…現場を疲弊させるクレーマーからの“無理難題”

  4. 4

    9月19日から運用開始「スマホ保険証」はほぼ無意味…医療機関や患者を惑わす数々の“落とし穴”も

  5. 5

    マイナ大混乱に自治体・医療機関から悲鳴続出! 殺到するカード更新、「資格情報のお知らせ」で誤解受診も

  1. 6

    兵庫県百条委メンバーの前県議が死亡、ついに3人目の犠牲者…斎藤元彦県政「誹謗中傷」放置の罪深さ

  2. 7

    父親が持ち帰ったパルテノン神殿の“破片”は…ギリシャ最古の神殿の“歴史的遺産”だった!

  3. 8

    オーストラリアで絶滅危惧種の花に潜む“悪魔の蜂”を発見!世界が大注目

  4. 9

    クマ駆除の報酬はいくらが妥当? 北海道池田町は8万1300円、秋田県仙北市は日当のみの1000円

  5. 10

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  2. 2

    円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  5. 5

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ

  3. 8

    “第二のガーシー”高岡蒼佑が次に矛先を向けかねない “宮崎あおいじゃない”女優の顔ぶれ

  4. 9

    二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明