東京・湯島に「ベトナム系の店が急増」商店会会長が語る“夜の歓楽街事情”

公開日: 更新日:

 東京・湯島の歓楽街で、無許可でガールズバーで接待を行ったとして、先月21日までに、警視庁が店舗経営者のベトナム国籍女性、ズオン・ティ・ミン・ホン容疑者(28)ら17人を逮捕したと発表したことは、日刊ゲンダイ10月23日付でも報じたが、ここ数年、湯島ではベトナム人絡みの事件が目立っている。

■「ここ数年でベトナム系の店が急増した」

 2022年には湯島のクラブで仲間らとともに、合成麻薬MDMAを服用後に錯乱。口におしぼりを詰め込まれたベトナム人女性が死亡するといった事件も起きている。これらの事件が物語るかのように「湯島では数年前から、ある種のベトナム人コミュニティーが形成されつつあります」と湯島白梅商店会会長の中村充氏が街の移り変わりについて説明する。

「数年前にもベトナム人同士の引き抜き絡みの殺人事件があり、そのときは商店街の防犯カメラを警察に提供するなど捜査協力も行いました。湯島はもともと料亭があり、芸者衆が大勢いた花街でしたが、(料亭の)土地所有者が土地を売却。跡地にスナックビルなどが立つようになったんです」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも