著者のコラム一覧
黒岩泰株式アナリスト

パチンコ台みたいに生きていると…ベテランでも陥りやすい「確率のワナ」

公開日: 更新日:

「もう、1000回もハマっているから、そろそろ出るはず」

 そう意気込んで座ったものの、結局2000回転までいっちゃった。「だって、確率が319分の1なんだから、1000回もハマるってことは5%くらいの運のなさ。だから、残りの95%の確率でそろそろ当たる!」ってね……。

 パチンコ初心者のみならず、シニアのベテラン・パチンカーでもこのような「ワナ」に陥りやすい。

 しかし、「これまで出なかった台が出る」というのは、単なる「オカルト情報」、勘違いにすぎない。過去の出玉なんて、いっさい関係ないのである。なので、「1000回」というのはあくまでも過去の話。

 パチンコで使う確率は「将来の1000回のこと」。これから打つ1000回で当たる確率が95%ということだ。ちなみに100回で当たる確率は27%くらい、300回だと60%くらいになる。

■「意図的な操作」は不可能

 確かに、かつては店側が意図的に当たりを演出するというイカサマもあった。実際に摘発された例もあった。しかし、現在は規制が厳しく、そういった「意図的な操作」は不可能とされている。当局の検査を通過しないからだ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束