ペットの「かかりつけ医」は企業体と町医者でそれぞれ長所と短所がある

公開日: 更新日:

 この冬は、ヒトでインフルエンザや新型コロナ、そして風邪が大流行しています。近くの内科系クリニックは大混雑しているようです。皆さんはいかがでしょうか。

 私の動物病院でも、かかりつけのワンちゃんとネコちゃんが体調を崩して点滴治療が必要になったことがありました。そのほか慢性疾患で決まった曜日に定期的に通院してもらっているワンちゃんの治療は、これまで通りです。

 表向き12月30日から1月5日までは休診です。休診の意味は、「一般外来が休み」というだけです。私はすべて出勤し、スタッフも交代でローテーションしながら出勤してくれました。かかりつけのワンちゃんやネコちゃんに継続的な治療が必要なら、当院の休みは本来関係なく、治療をするのが道理だと考えていますから。

 そんな事情を知ってか知らずか、他院の飼い主さんから“休診日”に問い合わせがありました。「かかりつけの病院がやっていないから、診ていただけませんか」と。その気持ちは分からなくもありませんが、私たちの“休診対応”は、私のかかりつけ患者さんへの対応であって、すべてを受け入れるということではありません。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ