ペットの流動食はかなり高価…飼い主の負担を減らす「裏ワザ」とは

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 ワンちゃんやネコちゃんに慢性的な病気があったり、手術を受けたりすると、エサに流動食を与えることが少なくありません。

 たとえば手術の影響で胃の動きが悪いときには、固形ではないので胃に負担を与えることがありません。腎臓の機能低下でタンパク質や塩分を制限したり、肝臓やすい臓の異常では脂質を制限したりする流動食もあるでしょう。代謝を担う臓器に異常があると、継続的な治療としても効果的。薬と併せて動物病院でさまざまなものを出してもらうこともあるでしょう。

 最近は、液状おやつにあやかっているのか、同じような包装で販売されている商品もあります。小型犬やネコちゃんサイズで1食分が500円ほどとかなり高価です。物価が上昇しているので仕方ないとはいえ、飼い主さんにとっては毎日使うとなると、かなりきついでしょう。流動食はすべて「動物用医薬部外品」で保険対象外です。

 それでも、前述したような事情があるケースには、流動食がとても効果的ですから、飼い主さんの負担を減らす方法がないものか。実は、あるのです。

 症状や用途に応じた療法食があります。これを使う方法です。当院ではジューサーやミキサーなどで水と一緒にドロドロにしたものを保存容器に詰めてお渡ししています。濃度の目安は、ポタージュくらい。水分を少しずつ足して最適な状態に合わせます。

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