「高齢ペットの治療」では、根治を目指すとお別れができなくなるリスクも
ところが、そのワンちゃんが治療を受けて飼い主さんと帰宅すると、呼吸がきつくなり、つらそうに見えて、夜間診療を行っている企業体の動物病院を受診。企業体によっては、かかりつけ医を尊重し、一時的なつなぎ治療を行い、翌朝、かかりつけ医への連絡で連携を取ってくれるところもありますが、その企業体は連携が一切ありませんでした。入院です。
■入院で看取りができなくなる可能性も
翌朝、その飼い主さんからの電話で事情を知りましたが、ハッキリ伝えたことがあります。「それでよいのですか」と。入院すると、看取りができなくなるかもしれないが、それでよいのかという問いです。
飼い主さんの返事はなく、電話は切れました。その問いを企業体の獣医師に伝えたかどうかも分かりませんが、結局、入院のまま亡くなったそうです。きちんとお別れできたかも分かりません。企業体によっては、面会や看取りができるとは限りませんから。
企業体がなぜ入院させて治療したのか。治療して助かる可能性を飼い主さんに伝え、それを押しつけて入院させたように思えてなりません。飼い主さんやかかりつけ医の思いを尊重せずにシニアにそこまでするなら、納得できる結果を出してほしいし、できないなら、せめて看取りの概念を理解し、その環境整備に努めてほしいと思います。
■関連記事
■関連キーワード
-
北陸最大の観光都市・金沢駅の「みどりの窓口」が大混雑、平日11時で32組待ち…現場で見えてきた順番待ちが減らない構造的問題
-
日本の皇族存続への危機と「愛子天皇待望論」 愛子さまカレンダーが発売前から「1位」の人気…佳子さま「27年版」は見当たらず、皇室カレンダーに映る“世代交代”
-
年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩 スピリチュアル系YouTube動画のシナリオ作成は、もうAIの仕事に 「会社を辞めた時のために副業に取り組んできたのに」と嘆くシニアの徒労感
-
8月登場の『SAO アリシゼーション 夜空』が大人気 各社で相次ぐ「確実に回るパチンコ」で「勝負できる」と思わせる仕掛け
-
年金不安時代を生きるワーキングシニアの懊悩 営業一筋30年のシニア社員は、なぜ怪しい「スピリチュアル系」の副業に取り組んでいるのか?


















