ネコちゃんの口が臭い! 考えられる「3つの原因」とは

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「口臭があるみたいで。かわいいから気にはなりませんが、大丈夫でしょうか?」

 先日、予防注射と一般健診に来られた飼い主さんに相談を受けました。若く元気な子で、結論からいうとまったく問題ありませんでしたが、口臭は歯周病をはじめ病気のケースもありますから掘り下げてみましょう。

■アンモニア臭がするシニア猫も

 ウエット系や缶詰を中心としたフードは歯石が付着しやすく、口臭の原因になりやすい。小粒のドライフードはその逆で、丸のみするネコちゃんも多く、歯石は付着しにくくなります。

 もうひとつは、慢性的な口内炎のあるタイプで、猫エイズウイルス陽性やアレルギー体質で好酸球肉芽腫などが典型です。エイズは発病すると厄介ですから、野良ちゃんを迎えた場合は一度、抗原検査をしておくことをお勧めします。

 3つ目はシニアで、メラノーマや扁平上皮がんなどの腫瘍が口にできると、独特な臭いを発します。肝臓や腎臓などの機能が衰えると、“尿臭”というようなアンモニア臭がすることも珍しくありません。

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