暴走自転車よりイラッ!「歩きスマホも取り締まって」の必然…端末の大型化が元凶か?

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 警察庁が来年4月から、自転車の交通違反に青切符を導入する改正道交法を施行する方針を明らかに。各都道府県警は周知を図ろうと指導に躍起になっているが、SNSでは〈歩きスマホも取り締まってくれ〉なんて声も飛び交っている。

 東京消防庁によると、歩きスマホなどによる事故で救急搬送されたのは、昨年は29人。2020年から5年間で計143人に上る。そのうち約17%が要入院だったり、生命の危険が強いと認められたケースという。

「もちろん暴走自転車による負傷の方が多いんですが、歩きスマホにぶつかられて嫌な思いをしたなんて“事故未満”の件数は何千、何万倍でしょう」(同庁関係者)

 前方から歩きスマホがやって来て、〈何で真っ当な俺の方がよけなきゃならないの〉とイラッ。往来のど真ん中で突然、歩きスマホが立ち止まって、あわや玉突き事故。憤まんやる方ない。

 脚本家でライターの源祥子氏は「ちょっとコンビニ、食事に出かけるぐらいなら、今はスマホだけで事足りるじゃないですか」とこう続ける。

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