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柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(1)50代以降は「5年ごとに収入100万円減」の現実…どんな対策が有効か?

公開日: 更新日:

 この4月から、65歳までは継続雇用制度として、本人が希望すれば会社は全員を雇う義務ができました。でも、手放しでは喜べません。

 金融会社の勝俣忠雄さん(仮名=61歳)は「かつては部長代理だった……」と手帳に挟んでいる名刺を自慢げに見せてくれましたが、55歳の役職定年後は、給与は下がるばかりと嘆きます。

 最近、上がっている新入社員の給与より低いことがわかり、そのショックは倍増しています。

「長年、働いているから会社のことはよく知っている。新人よりも仕事ができて、役に立っている。年とっているというだけで……」と愚痴は続きます。

 でも落ち込んでばかりではダメなのです! この先、収入はもっと下がります。

 国税庁「民間給与実態統計調査(2023年分)」によると、50代後半の平均年収は545万円です。ところが、60代前半は445万円と100万円も減っています。男性だけに限ると50代後半の712万円から60代前半には573万円になり、なんと140万円近くも下がります。

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